ハセガワドロムシ Helichus ussuriensis Lafer, 1980

 

体長4.2~5.1 mm。北海道と本州（岩手県）から記録されている。

河川上〜中流にて水中の流木に複数個体しがみついていた。

比較的大きな流木に多くみられる印象。

大型で、側縁にツヤドロムシ属のような銀色の光沢部がある。

Satô (1985)によりHelichus hasegawaiとして記載されたが、

Kodada & Jäch (1995)によりH. ussuriensisのシノニムとされている。

＜2021年 5月3日 北海道＞ 

Kodada, J. & Jäch, M.A. (1995) Dryopidae: 2. Taxonomic review of the Chinese species of the genus Helichus Erichson. In: Jäch, M.A. & Ji, L., (eds.): Water Beetles of China. Vol. I. - Wien: Zoologisch-Botanische Gesellschaft in Osterreich and Wiener Coleopterologenverein, 410 pp.

Satô, M. (1985) New aquatic beetles from Japan. Trans. Shikoku Ent. Soc., 17: 51-55.